「寝る前のスマホは良くない」って分かってはいるんだけどやめられない。この記事を布団の中でスマホで読んでる人もいるんじゃないかな。でもね、スマホが睡眠を壊すメカニズムを知ると、さすがにちょっと考え直すと思うよ。
ブルーライトだけが問題じゃない
よく「ブルーライトが目に悪い」と言われるけど、実は睡眠への影響で一番大きいのはブルーライトによるメラトニン(睡眠ホルモン)抑制。ハーバード大学のChangら(2015年)の研究では、就寝前4時間iPadを使用したグループは紙の本を読んだグループに比べて、メラトニン分泌が約50%低下し、入眠が平均10分遅れ、翌朝の覚醒度が低下した。
でもブルーライトは問題の半分でしかない。もう半分は「コンテンツによる脳の覚醒」。SNSの通知、ニュースの見出し、メッセージのやり取り——これらは脳のドーパミン報酬系を刺激して、「もう少し、もう少し」とスクロールが止まらなくなる。TikTokやInstagramのリールが際限なく続くのは設計上そうなっているから。脳が興奮モードのまま寝ようとしても、入眠できないのは当然なんだよね。
現実的な対策
いきなり「寝る前スマホ禁止」は難しいから、段階的に減らす方法が現実的。まず就寝1時間前から通知をオフにする(iPhoneの集中モード、Androidのおやすみモード)。通知が来ないだけで「見なきゃ」という衝動が大幅に減る。次に充電器をリビングに置いて、寝室に持ち込まない。これが最も効果的な方法で、実践者の多くが1週間で睡眠の改善を実感している。
代替行動として紙の本を枕元に置いておく。電子書籍じゃなく紙の本がポイント。退屈な本の方が眠くなるけど、好きな本でもスマホよりは遥かにマシ。どうしても寝室でスマホを使うなら、Night ShiftやNight Lightで画面を暖色にし、明るさを最低に。そしてKindleのような電子インク端末は自発光じゃないのでスマホより影響が少ない。Kindle Paperwhite(約17,000円)への移行は良い投資だと個人的には思うよ。


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